オナニーした時、セックスした時など、精液の量が気になった経験はありませんか?
- あれ、今日は精液の量が少ないぞ…?
- 今日はめっちゃいっぱい出た…スッキリ!
毎回一定量ではない精液。学者によっては「精液の量で健康が測れるかも?」と考えている人もいるそうな。今回は、男なら一度は気になるであろう精液の量の変動と健康の関係性、なぜ量が変わるのかをリサーチしました。
極端に量が少ない日には、病気を心配してしまうこともあるでしょうから、精液と健康の関係性についてチェックしておきましょう!
Contents
【現実】毎回一定量ではない精液!平均量は小さじ1杯より少なめ!?
まず大前提として、オナニー(もしくはセックス)をしても、毎回精液の量は違います。ただ「平均的な量はおよそ3.5ml」だと言われています。3.5mlはちょっとピンときませんが、料理で使う分量「小さじ1杯」がおよそ5ml。小さじ1杯分より少ないですね。
コンドームの中に出した精液は、3.5ml前後ということです。あくまで一般的男性の平均量なので、当然少ない日もあればもっと出ている日もあります。さらに、年齢を重ねていくうちに勃起時の勃ち具合・硬さはダウンし、精液の量も減少する傾向にあります。
学生時代を思い出してみると、若い頃は射精に飛距離を測りたくなるぐらい勢いよく出ていたり、ちょっとオナニーの期間が空いただけでたっぷり出たなんてこともあったはず。エロ漫画では「溺れるのでは…?w」ってくらい大量に出ている描写が多いですが、現実は小さじ1杯より少ないんですね。
ただ体験談としては、大人になっても忙しくてヌけない日が続くと、久しぶりにヌいた時に量が多く感じます。精液がたっぷり出ると、男として誇らしい…とまではいきませんが(笑)
男としての機能がまだまだ元気だなと実感できますよね。
【本題】精液の量で健康セルフチェックはできるのか!?
先に結論を申し上げますと、現段階で精液の量と健康の関係性は明らかになっていない部分も多く、確実に関連しているとは断言できません。確実は健康セルフチェックは難しいと言えるでしょう。
ただ、精液に含まれる成分自体は男性機能に必要なものばかり。亜鉛やテストステロンなど男性ホルモン・男性機能・勃起・精液に欠かせないものばかりであり、なおかつ判断力や集中力といった働きにも必要とされるものです。
そのため、可能性としては精液の量から、体内でのホルモンバランスの状態や栄養摂取の状態など、ある程度予測することができるのでは?と語る学者もいます。
今後、さらに研究が進めば精液と健康の因果関係が解明されていく可能性はあります。
精液の状態で病気が判明することもある
精液から高精度の健康エルフチェックは難しいとお伝えしましたが、せい液の状態や色で病気が判明することはあります。
精液の色が”黄色”だったら要注意!淋菌性尿道炎かも!
通常の精液はホワイトですが、黄色だったら「淋菌性尿道炎」を発症している可能性が高いので注意が必要です。この場合、黄色い精液というよりも黄色の膿だと判断すべき。
ちなみに淋菌性尿道炎は潜伏期間が1週間前後あり、強い痛みも伴うため、ヌくどころではない場合の方が多いと思われます。
黄色い膿が出たり強い痛みが生じているなら、早急に病院を受診しましょう。
白い精液に血液の赤が混じっていたら「血精液症」の可能性が!
精液に血液が混じっている場合、血精液症を患っているかもしれません。腫瘍や感染症・炎症などから発生するもので、中年男性がかかりやすいと言われています。性器周辺に起こる炎症症状から、体に異変がきていると考えられます。
精液の通常と異常を見極める
精液の色の異常
ヌいてスッキリ!出してサッパリ!だけで終わらずに、精液の状態を見極めるクセをつけましょう。白っぽいならば通常運転ですが、ピンク色・赤色が混じっているなら、男性機能など異常が出ている可能性があります。病院を受診して相談しましょう。
精液に膿が混じる場合
また、精液が黄色っぽく見える場合、膿が混じっている可能性が高いです。クラミジアや性感染症などは症状として膿が出るため、注意が必要です。不特定多数の相手や風俗など、心当たりがあるならすぐに病院を受診しましょう。
性器で痒み・痛みがある場合
おしっこをする時に痛みがある・ヌく時に痛みがある場合も、何かしらの異常が起きている証です。痛みだけでなく痒みも軽視してはいけません。痛みや痒みでオナニーもセックス不完全燃焼なら、自分の体を一度見つめ直して異常がないか確認してみましょう。
【原因】精液の量が増えたり減ったりする理由とは?
健康との明確な関係性は証明されていませんが、精液の量が増えたり減ったりする理由はいくつかあります。
- 飲酒
- 喫煙
- 年齢(年齢による精力ダウン)
- 育毛剤(有効成分の影響)
- 生活習慣(不規則)
- サウナ・ブリーフ(熱で精子が死滅)
日常生活を正し、健康に気をつけて性器環境も整っていれば、精液の量が著しく減少するのは回避できます。また、日常生活の中でいくつかのポイントを意識すれば、精液の量をキープ・もしくは増やせる可能性もあります。
精液を増やす方法は【心と体を休める】&【必要な成分】を意識すること!
最初にはっきり言っておきますが、精液を確実に増量させる治療薬はありません。医学的にエビデンスが出ているものはありませんが、精子は「活性酵素」が関係しており、精子は、「テストステロン」という男性ホルモンの働きにより作られるので、「活性酵素」「テストステロン」がしっかりと体に補充・備わっている事で、精液量にも関係はしてきます。
なので、日常生活から整えて、しっかり休憩をとって心と体を休めることが精液量には大切ですね。では、詳しく精液を増やす方法を説明していきます。
オナニーやセックスの習慣化
オナニーやセックスをある程度の頻度で行っている場合には、性機能がしっかりと働き続ける為、精液を作り続けてくれます。しかし、オナニーやセックスの回数が減り、射精する回数が減ってしまうと、性機能が日常に適正な量の精子作成を行う為、精子の量は習慣的に射精を行っていた時に比べて、精子が少なくなってしまいます。
なので、1週間に1度等、もし若いころよりも、射精の頻度がかなり少なくなってしまっている場合には、もう少し日常化した方が、性機能も活発になり、精液量にも関係してきます。
食事で必要な栄養素について
生活習慣の改善により、テストロテンの増加や、活性酵素が作られることを防ぐことに期待できます。つまり、生活習慣の第一である、食事をしっかりと行うことで、精液量の増量に関係しますね。
まず、「テストステロン」を増やすためには、
- バランスの良い食事
- 特にタンパク質や亜鉛やビタミンDを含む食品
がとても大切になってきます。
これらは、日常的に食事の栄養素として取るのが一番ですが、難しければ、サプリメントとして接種するのも一つですね。逆に、アンバランスな食事ばっかりだったり、過度な飲酒等でテストロテンの減少につながりますので、バランス良い食事と慢性的に大量のお酒を飲み続ける事も止めておくべきですね。そもそも体にも悪いですしね。
日常生活の整え
睡眠やストレスもテストロテンと大きく関係しています。睡眠不足が一週間続くとテストロテンが低下すると2011年にアメリカの医学教会で報告されました。その量は10年分の加齢による低下に匹敵する量なのです。夜のスマホをいじる時間を減らし、睡眠時間に当て精子の減少を防ぎましょう。
また、ストレスを減らすことにより、テストロテンの減少を防ぐだけでなく、活性酵素の抑制にも繋がります。適度な有酸素運動はストレス解消に繋がるだけでなく、テストロテンの増加にも期待することができます。適度な運動を日常的に行っていきましょう。
そして、亜鉛など精子生成に必要な成分を考えた食事を意識することです。オナニーやセックスの感覚を調整するのも、精液の量に関係してきます。
頻繁にヌいていると1回のザーメン量も薄くなるので、ちょっと休憩するのもアリです。
精液の量と健康の関係性まとめ
一般男性の平均的な精液量は小さじ1杯程度。極端に少なかったり色が異常だったりするなら、体調不良や病気の可能性があります。今後、精液に関する研究が進んで健康セルフチェックのエビデンスが出てくるかもしれませんが、現段階ではヌいてスッキリ!で終わらせないように、チェックするクセをつけましょう。
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セックス講師の「ゆい」です。男女が心から満足してセックスでイケる為のセックステクニックについて分かりやすくお話をしています。
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