女性目線でコンドームを選ぶ重要性とコンドーム素材の違い

女性が痛みを感じるのはコンドームが原因

女性の身体で一番デリケートとも言えるのが女性器です。生理の前後や日々の体調の変化によっては、ヒリヒリとすることがあります。そんなときにセックスをしても、とても気持ち良くなれることはありません。しかし、男性はいつでも好きな女性とセックスをしたいと考えています。

 

女性が痛みを我慢しながらセックスをしてもお互いに不完全燃焼のような気持ちになってしまいます。女性が痛みを感じることなく気持ち良くセックスができるようにコンドームを変えてみるのがひとつの方法です。

 

女性がセックスのときに痛みを感じているのは、あなたの愛撫が中途半端であったり、上手ではなかったりしてちゃんと濡れていない膣に挿入をしていることが原因ではなく、コンドームに原因がある可能性があります。

 

コンドームは、避妊ができればどれを使っても一緒だと考えていませんか。多くの種類があるコンドームは、それぞれに特徴がちゃんとあります。そして、男性が考えているよりも女性器に与える影響が大きいのがコンドームなのです。

 

彼女がセックスのときに痛みを感じているのであれば、今までに使用したことがないコンドームを使用してみてください。

コンドームの素材の違い

コンドームの素材は、ポリウレタンとラテックスの2つに大別できます。

 

天然ゴム製であるラテックスコンドームは、やわらかくて伸縮性に優れており自然なフィット感があります。そして、古くからコンドームの素材として利用されていますので、長い歴史の中で培われてきた研究成果により汎用性が高く、高品質で安価な商品が多いというメリットがあります。デメリットとしては、ゴムのニオイが気になる点とゴムアレルギーだと使用ができない点があげられます。

 

それに対して、ポリウレタンコンドームは、ラテックスコンドームよりも薄いコンドームを作るために素材として使用されたので、商品は薄さが自慢となり、さらに、熱を伝える性能が高いので肌のぬくもりを感じやすくなっていますので、まるでそのまま挿入をしているかのような感覚を楽しむことができます。

 

そして、ゴムではないので、ゴムのニオイは当然しませんし、ゴムアレルギーも大丈夫です。デメリットとしては、ラテックスコンドームに比べるとやわらかさが劣る点と高価な点があげられます。

 

二人でコンドームを選びに行って、色々試してみるのも新鮮だと思います。ラテックスコンドームとポリウレタンコンドームの代表的な商品を紹介していきます。

 

ラテックスコンドーム：グラマラスバタフライ・モイスト

おしゃれなパッケージで、蝶が描かれている「グラマラスバタフライ」シリーズのひとつである、グラマラスバタフライ・モイストです。袋に、男性側・女性側の表示がされていますので、装着するときに間違えることなく装着することができます。

 

コンドームが完全に濡れていない膣の入り口にこすれることで痛みを感じてしまうのが、女性の多くが感じる性交痛の原因となります。そんな性交痛を解消するためには、コンドームの滑りをよくするためにコンドームに潤滑ジェルなどを付ければ解消できるという発想で、女性側となるコンドームの先端に潤滑ゼリーがたっぷりと付いています。

 

潤滑ゼリーには、ヒアルロン酸とマリンコラーゲンが配合されています。潤滑ゼリーが手に付きにくいように先端にたっぷりと付いていますので、一気に奥まで挿入するのではなく、膣の入り口付近から潤滑ゼリーを塗っていくようにしながら挿入してください。

 

そうすることで、膣内を何度も出たり入ったりして潤滑ゼリーの効果が落ちてきた場合でも、膣の入り口付近に潤滑ゼリーの効果が残っていれば性交痛を和らげることができます。

 

ポリウレタンコンドーム：オカモト001・002

全てのコンドームの中で、圧倒的人気を誇っているのが、オカモト001・002シリーズです。ラテックスコンドームでは003mmまでの薄さしか実現することができなかったのですが、コンドームの素材をポリウレタンにすることで、002mm・001mmという薄さのコンドームを製品化することができたのです。

 

ポリウレタンという素材が持つ抵抗の少なさと薄さのおかげで、女性の身体にかかる負担が少ないコンドームです。ラテックスアレルギーを気にせずに使用できるので安心です。

 

002シリーズは、多くの商品ラインアップがありますが、全ての商品が潤滑ジェルは多めの設定です。

 

001シリーズは、現在3種類の商品ラインアップとなっていますが、潤滑剤はスタンダードタイプの設定となっていますので、使用して彼女がまだ性交痛を感じるようであれば、ローションをプラスさせるのもひとつの方法です。